リュックサック考 自作への道1

実は密かに温めていた?戦中(前後)のリュックサック自作への道を2018年は実行に移したいと思う。
現在、自分で所有しているのは20個ちょっとだと思うが、年末年始でそれぞれの特徴をチェックしたりしてた。

自分の中での究極の形はイメージできてて、古いリュックサックを集めるきっかけになった、
実家に帰省時に「奥津軽」という骨董屋で見つけたリュックサック(以下、初代)。
形、サイズ、素材、雰囲気?が完璧だ。
初代の程度がいいのがあれば自分で作る必要もないが、皮の劣化は如何ともしがたく実用レベルとは言えない。
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話しは逸れるが、年末年始の時間があるときに比較していたら面白いことに気付いた。
初代と愛用の弘前の亀屋革具店の山菜リュックとの共通項が多い。
他の古いリュックサックには見られないのに、だ。

まず、底面のダイヤステッチ。
初代は単にステッチが入っているだけ?、山菜リュックは中に別の織物が縫い付けられているが、
手持ちのリュックサックで底面にステッチが入っているものはなかった。
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また、背負い面部の底側が共布が当てられ、補強されている。
これも他の古いリュックサックには見られなかった。


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誰も興味がないことを掘り下げもアレだが、更に背負い紐の留め方が独特。
僕の拙い説明で伝える自信がないので、画像を見てもらおう。

まず上部の鉄の輪っか(オニギリ型)の留め方。
分かるかな?革を2パーツ使って、更にリベット留め。
非常に凝った留め方だ。
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こっちが山菜リュック。
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通常多いのは、このタイプ。
一枚の革で挟んでいる。リベットの有無とか仕上げの綺麗さに違いがあるが、概ね一緒だ。
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背負い紐の下部は似ているけど、ちょっと違った。
初代の。
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山菜リュック。
分かるかな?リベットの個数の違いは別として、山菜リュックの方が押さえの革がくり抜かれている。
まあ、良く似ていると言えるし、このような作りをしているものはほとんど見たことがない。
厳密にいうと、初代と同様の構造で押さえの革部分が帆布使用のリュックサックの画像はみたことがある。
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あと、他になかった訳ではないけど、雨覆にマチをとっているのも珍しい。
初代。
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山菜リュック。
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他のリュックサックでもマチ付はあるといえばあるけど、少ない。
ひと手間かかるからね。
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初代は青森県五所川原市から出土、山菜リュックは弘前市。リュックサックの作り方も地域的な特徴があるのかもしれない。
もしくは、初代も弘前市の馬具屋で作られたものかもしれない。
当時、弘前市周辺には馬具屋さんが何軒かあったらしいです。
第八師団の需要もありますが、農耕馬向けの需要もあったのかな?
いずれにせよ、初代は他の古いリュックサックと比較しても手間がかかっている。


逸れた話が長くなったから、今日はこの辺で終わります。
ちなみに試作兼1個目の完成目標は夏。
夏休みに自作リュックを背負って、どっかに行きたい。

by shimizooo | 2018-01-09 01:26 | リュックサック考 | Comments(0)
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