先日の
リュックサック考の続き。
自分の乏しい情報では埒があかないけど、この辺に詳しい人脈もないので自力で情報を(少し)追加してみた。
追加で二点のリュックサックを入手した。
どちらも染めてない感じが戦中臭い。
その①
だいたい、あの形のリュックサックだけど、作りが一つひとつ安くさい。
これは生地の厚さの比較。
今回入手したものは生地が薄い(糸番手が高い=糸が細い)。
綿のブロードかポプリンくらいか?
その②
更にコストダウンというか簡略化の後がみられる、ALL生地仕様。
当然、物資が限られた状況・・・なんてのも想像できる。
開いた状態だとこんな感じで
本来はこんな感じか。
このくらいシンプルと言うか、安くさ臭がすると逆に「なんか使ったろか」という気がするから不思議だ。
あと、個人的な見解だけど今回入手の二点は登山、軍、山菜のにおいがせず、「引き揚げ」「疎開」「闇市」とかいう言葉がしっくりくる感じがする。
これはやはり簡略化のあとが見られたり、耐久性に疑問があることから、
ハードな使用というより一般使用したんやろなー、と思っちゃうからかもしれない。
今回、自分がこの辺のリュックサックについて調べても情報がなかなか入手できなかった。
たぶん詳しい人はいっぱいいるんだろうけど、少なくともネット上での情報は乏しかった。
今後興味がある人がいたら、のために記録として残そうかと思う。
まあぼちぼちで。
おまけ。
ちなみに
この山菜リュックの記事がアクセス数では常に上位。
亀屋革具店では既に廃盤らしいけど、同じような山菜リュックを作っているところは他にもある。
色々調べながら、自分に合いそうなものを探すのも楽しみだと思う。
* 他所のものは自分でみたわけではないから、細部の仕様とかは分かりません。